文明は進歩します。人間は?

2017.02.27.10:46

テレビのJR東海のコマーシャルが気に入っています。
「今、下をむいて小さな画面を見ている人がたくさんいます」
「上を向いて京都の桜を見に行きませんか」というコマーシャルです。

『スマホ』はとても安くて便利な道具です。
20年前だったら全ての機能を手に入れる為には百万円ちかくかかったことでしょう。
百科辞典・カメラ・ビデオ・電話・うで時計・ファックス・
レコードプレーヤー・ゲーム器・電卓・システム手帳等々の機能が入っています。
それが手のひらサイズにおさまってしまうのです。技術の進歩はめざましいですね。
でも道具は使いようです。よく考えて使ってほしいと思います。

僕は自分の思いや考えを伝える方法はこのような文章を書いて渡すか、
直接話をするのがいいと思っています。
「ブログ」「ツイッター」「フェイスブック」「ライン」などで不特定多数の人々に
自分の考えや気持ちを表明することにどんな意味があるのか、僕には理解できません。
もちろん僕も「メール」は使います。しかし、それはほとんどが連絡事項です。
相手の事情がわからなく電話は迷惑かなと思った時に使います。

コミュニケーションの手段として一番良いのは、顔を見ながらしゃべること。
二番目が電話。三番目が手紙。その次がメールだと思います。
自筆の手紙では「バカ!」と「ばか」を書き分けることで
自分の気持を伝えることができるのですがメールでは無理です。

『小さな画面』を通して友情が育つことは少ないと思います。
いじめが増えているのも『小さな画面』のせいだと僕は考えています。
『小さな画面』は百科事典がわりに使えばいいのです。
自分の気持や考えは直接顔を見て話したいものです。

今月で一年が終わります。
お話がある方はいつでもどうぞ


(石川)

節分に切り札を貼り替えます

2017.02.01.11:08

「あ」っというまに2月です。4日は立春。
1月をふり返ると初もうでの日々でした。

元日は、家族14名で太子堂八幡神社へ行きました。
近所の方々と新年のあいさつをかわしながら、1年の安寧を祈りました。
帰りに新しい神棚を買いました。
3日は根津の蓮華寺とカッパ橋のカッパ寺へ墓まいりに夫婦で行き、
浅草のそば屋「尾張屋」で昼食。
観音様(浅草生れの両親に育てられた僕は浅草寺のことをこう呼び、
同じ境内にある浅草神社のことを三社様と呼びます)は、とても混んでいるので、
毎日のように雷門で手を合わせて素通りでした。
その代り、1月中旬に必ず浅草寺に行く長男に「節分絵の切り札」を買ってきてもらいました。

あそびの会の玄関にも貼ってある切り札は、節分の日に貼りかえます。
左側の柱に『節分般若心経日数所』右側に『立春摩訶吉祥所』の二躰のお札を貼ります。
厄除けと招福の御利益があると言われています。
30年以上、事故もなく「あそびの会」を続けられているのも、
このお札のおかげだと思っています。
観音様が経営する浅草病院で生まれた僕にとって、とても大切なお札です。

川崎大師の初もうでは和子さんに行ってもらいました。
二男の「厄除け」と僕の「家内安全」のお札をいただいてきました。
いつもは行かないのですが、今年は日本橋の水天宮にも行きました。
犬の日は混むので、日曜日に行きました。
きれいに建てかえられ、子どもの頃、遊んでいたジャリの広場はなく、
「あめ細工屋」さんもいませんでした。
(小学生の低学年の頃、僕が住んでいたのは、水天宮のそばの小伝馬町でした。)

1月最後の初もうでは、「雪の合宿」で、戸隠神社の中社へみんなで行きました。
(戸隠神社には奥社・中社・宝光社の3つの拝殿があります)
神社やお寺に通う回数が多くなったのは、年をとったせいだと思います。
よい1年を過ごしたいものです。

(石川)

2017年がスタートします

2017.01.03.14:19

もちつきの後、池尻児童館にセイロを返却しに行ったら、
お茶席があり、子どもたちに体験させていました。
もう5〜6年続いているそうです。

ボランティアで運営しているのは、元青少年委員の3人の方々です。
青少年委員は世田谷区では各小学校区に一名います。
小学校や中学校・PTAと地域の人々を結びつける役割をになっています。60歳が定年です。
3人の方々は、三宿小・池尻小・太子堂小を担当していた方々です。
僕とほぼ同じ年令の方々で、10年ほど前、
一緒に青少年の健全育成の仕事をしていました。
「石川さんも手伝ってよ」と言われ、
「まだ僕は現役だから引退したらね」と答えました。
僕も高校時代から茶道をやっていて免許も持っているので、
引退したら手伝いたいと思っています。
子どもたちの発達には、日本文化の伝承も大切なことです。

今年もいろいろなことを感じ、考えながら子育て支援を続けていく所存です。
ご協力よろしくお願いします。

(石川)

僕の苦言が通じないので、昨年と同じ巻頭言

2016.11.30.16:39

もう12月です。年をとってくると本当に1年が短く感じられます。
12月は1年の反省の月です。今年の反省はと考えると……
子育て支援で親たちへの苦言がちょっぴり少なかったかな?と思います。
子どもたちの発達を保障するには生活リズムを安定させることが大切です。
あそびの会の集合時間は9時15分までですが、この数年遅刻が目立ちます。
以前は、毎日のように「遅い!」と声をかけていたのですが、
石川さんも年をとってしまい、声かけをさぼってしまいました。
反省しています。でも声かけがなくても守ってほしいと思います。

幼児期の子育てはとても手がかかります。
ひとりで入浴できるようになっても、髪の毛や耳の後ろや背中はしっかり
とは洗えません。手間がかかりますが、一緒の入浴をすることが大切です。
その時間がゆったりとした親子のコミュニケーションにつながっていきます。
数を唱えたり、一緒に歌を歌ったり、九九を覚えたりと風呂場での子育ては
たくさんあります。

子どもたちは新陳代謝がはやいので、パジャマ・枕カバー・シーツ等は
こまめに洗濯してほしいものです。
お弁当箱のパッキンの所が汚れていたり、コップやコップ入れが洗って
いなかったり、爪が伸びていたり、ハンカチ・ティッシュを持って来な
かったりするのが目につきます。
寒くなってきて、ジャンパーを着るようになってきましたが、フックに
かけられるようになっているのは、ほとんどありません。
和子さんがせっせと作業していますが、本当はお母さんにやってほしいと
僕は思っています。
着替えが入っているのですが、まだ夏物の子もいます。
雨が降り出した時、レインコートがない子もいました。

自分の子育てを振り返って反省してみる12月にして下さい。
そして、新しい年も楽しくゆったりと子育てしたいものです。

(石川)

秋は日本の文化と自然を学ぶとき

2016.10.28.20:53

9月の中ごろから「ハロウイン」「ハロウイン」と世の中はさわいでいます。
僕の幼少年期や青春の時代には「ハロウイン」の「ハ」の字もありませんでした。
今の時代、「変身願望」や「バーチャル」が好きなのかもしれませんが僕には理解できません。

秋の行事といえば日本では「十五夜」の「お月見」からはじまり、
「お彼岸」「敬老の日」が9月で、
10月になると「稲刈り」「秋まつり」「いもほり」「運動会」と続きます。
あそびの会では、そんな日本の伝統行事を大切にしたいと考えています。
そして秋の自然とたくさんふれあうことにも配慮しています。
「日向山登山」では「ひがんばな」の群生や稲刈り風景を見ました。
世田谷公園で「まてばしい」を拾い、プレーパークでフライパンを借り、煎ってみんなで食べました。
歌は「コスモス」「どんぐりコロコロ」を歌っています。
「大きな栗の木の下で」の歌は「栗」を秋のくだものにかえて歌います。
「秋のくだものは?」の質問に口々に
「柿」「りんご」「なし」「ぶどう」「みかん」等々と答えています。

11月は子ども遠足で「子どもの国」に行きます。
いちょうの黄色・もみじの赤がとてもきれいです。
「からすうり」も、手にはいるかもしれません。
その後は「七五三」です。「ちとせあめ」を入れる袋を作って、
太子堂八幡におまいりに行きます。
勤労感謝の日には秋のウォーキングで「いもに会」をします。
「いもに」は山形県の郷土行事ですが、あそびの会では30年ほど前から
行事としてとりいれています。
11月3日の文化の日も日本国憲法が公布された大切な記念日です。
日本の文化や伝統を子どもたちに伝えていくこともあそびの会の使命だと考えています。

とはいえ、ハロウィンも無視はできないので、子どもたちには、ちょっぴりお菓子を配ります。
秋の夜長、僕は読書を楽しむつもりです。

(石川)

みんなで頑張ろう運動会

2016.09.30.21:36

いよいよ後期が始まります。

前期は歩くこと、生活グループになれること、
こいのぼりや七夕飾りの製作を通して手先を訓練すること、
「プール保育」や「海の合宿」で水になれ、泳ぐことなどを中心に
保育をすすめてきました。
その他に「茶つみ」「アルプス一万尺」「あんたがたどこさ」等の手遊びや
「ぬり絵」「お手玉」に子どもたちは夢中になりました。

後期は「運動会」から始まります。
運動会は子どもたちが様々な能力を獲得するいい機会です。
ひよこ組は初めての運動会です。
まっすぐに走ることができるでしょうか。
ひよこ組の競争は、「おしたく競争」です。
ヨーイドンでシートまで走り、くつをぬぎ、
自分のリュックにお弁当箱を入れ、
チャックをしめ、一人でしょって、
くつをはいて、ゴールをめざします。
半年間自分でできるようにがんばって指導してきましたが
できるようになったでしょうか。

大きな子どもたちは、もっとたくさんのことをします。
ハチマキを結ぶ(年令によって結び方は違う)、
とったハチマキを4つにたたむ、
カンポックリで歩く、
正十二面体のサッカーボールを蹴ってコントロールする、
片足でトンボのポーズを「5」かぞえる、
万国旗として飾る自画像を描く、
運動会の歌を歌う、
三角の三色小旗を作る‥等々、
やることはいっぱいあります。

そして大変なことは、おゆうぎとリレーをマスターすることです。
おゆうぎはおどりそのものを覚えることも大変ですが、
隊形の変化をひとりひとりが違う動きで覚えなければなりません。
まわりを見ながら自分の位置を決めるのは、とてもむずかしいのです。
リレーも大変です。バトンをもらったらすぐに走るということを
きりん組に教えなければなりません。
ぞう組がどれだけ協力できるかが勝負です。

23日晴れるといいね。

(石川)

体験は人生を豊かにします

2016.09.07.14:36

長い夏休みがやっと終わりました。
夏休みに子どもたちはいろいろな体験をしたようです。

石川さんの体験は魔法使いになったことです。
32年目のパルパルサマーキャンプで、
れいちゃんのお姉ちゃんのふゆちゃんとななこちゃんのお姉さんの
りりこちゃんの3人で「雨をやませる魔法」をマスターしました。
3人で声をあわせて、じゅもんをとなえると5〜10分で雨が止むのです。
7日間のあいだに5回使ったのですが、5回と大成功でした。
ですから今回のキャンプは一度も雨で困ることはありませんでした。

もう一つの初体験は、右目の白内障の手術をしたことです。
右目がよく見えなくなってきたので、和子さんの紹介で
8月の初めに眼科に行ってきました。

「白内障ですね。右目は手術した方がいいですね」
「手術します。いつですか?」
「手術する病院を決めて、いろいろな検査があるから11月頃になると思いますよ」
「えっ!もっと早くはできないのですか」
「私がやるとしても9月はいっぱいだから10月ですね」
「8月で手術のできる日はありませんか」
「19日はあいているけど、早すぎるでしょ。2週間後よ。」
「いいですよ。日帰り手術でしょ」
「そうよ。じゃあ検査に行って。手配するから」

と言うことで19日の午前11時に手術しました。
手術時間は約15分。麻酔がきいているので痛みはなし。
右目を照らすライトがオレンジ・黄みどり・黄色・赤と
万華鏡やオーロラのように変化してとてもきれいでした。
そのファンタスティックな映像に見とれているうちに終了。

右目の視力は左目を上まわるようになりました。
まだ新しいメガネができないので視力がスッキリすることはありませんが、
来週からはきっと新しい世界が見えることでしょう。
秋の景色を楽しみにしています。

(石川)


夏休みは、おばあちゃんと遊ぼう

2016.06.29.12:32

今年はあそびの会のプランター菜園が順調です。
バケツ田んぼの稲はスクスクと育っています。
ピーマンとゴーヤとキュウリのうち、
ピーマンとキュウリは早くから身をつけ、
もう11個も収穫することができました。
ぞう組の名簿順から配っていますが、
今年はらいおん組も、もらえそうです。
金魚も暑くなり週一回の水がえが大変ですが
十数年たち、とても大きくなりました。
植物も金魚もかたつむりも手をかければ、すくすくと育ちます。

子育ても同じです。
しかし、現代は昔と違い、子育てがしにくくなっています。
その大きな原因は、「バリアフリー」と「核家族」だと思っています。
バリアフリーは高齢者にとってはありがたいのですが
発達のために手先きの訓練がたくさん必要な幼児にとってはくせものです。
水道の蛇口も階段の上り下りも自動になってしまい
テレビのチャンネルも電話のダイヤルも指一本ですんでしまいます。
核家族も子育てには不利です。
脳科学の研究の進歩により、(2000年以降)
人間の発達で3才〜8才に必要なことは
異年令と交流がとても大切だとわかってきました。

あそびの会ではそのことが経験的にわかっていたので、
30年前から異年令による「たて割り保育」を実施してきました。
太子堂デーホームでの語り部もお年寄りとの交流をねらったものです。
しかし、年一回では効果があるとは思いません。
7月末のパルパルサマーキャンプは、
小学生・中学生・高校生・幼児の
「子どもたちのたて割り教育」ですがお年寄りとの交流は少ないのです。

人類進化学では「祖母効果」といわれるものがあり
祖母と接触する頻度がプラスに作用すると言われています。
(ちなみに祖父との接触は関係ないらしい)
長い夏休み、ぜひおばあちゃんと接触する機会を
たくさん作ってあげてください。

(石川)

父の日のプレゼント

2016.06.06.11:59

「あそびの会だより」の巻頭言を書き始めて
三十数年。
小学校や中学校の「学校だより」の巻頭言は校長と
副校長が輪番で書くので2ヶ月に一度でいいのに、
毎月となると時々負担に感じる時があります。
新聞のコラムを書いていた時は毎週書いていたの
ですが、「あそびの会だより」となると
読み手を意識してしまい
何を書こうかと迷ってしまいます。

子どもの貧困や格差社会について書こうか、
数年分の「あそびの会」だよりを読み返してみると
6月号は父の日に関しての記述が多いので、
父親の役割について書こうか、
〆切りは月末なので、休日は考えないことにして、
趣味の読書を楽しむことにしました。

僕の読書好きは、高校2年生の時にはじまりました。
クラスの友人数名と日本文学100冊を誰が一番に
読破できるかカケをしたことに端を発しています。
古本屋で文庫本を買い年に100冊ほど乱読しています。
この頃は長男の嫁さんが定期的に読み終えた本を
回してくれるので、いろいろな分野の本を
読むようになりました。

今回手にしたのは浅田次郎の
「壬生義士伝(みぶぎしでん)」。
浅田次郎は東京生まれの同世代の作家で、
「鉄道員(ぽっぽや)」が有名です。
読みはじめたら、止まりません。
江戸末期の封建社会が、人々にとって
どんなにひどいものだったか。
そんな時代に父は何をすべきか、何を守るのか、
命に替えても守りたかった子どもたちの物語が
延々と続きます。
文庫本<上><下>の長編小説ですが
一気に読んでしまいました。
読み終えて、これを書いています。

父の日に贈り物をするなら
「壬生義士伝」にしてください。
きっと喜ぶと思います。
子どもも奥さんも父親自身も。


(石川)

歩こう。歩こう。いっぱい歩こう。

2016.05.03.11:17

「あそびの会」の保育は
戸外を歩くことから始まります。

と募集要項には書いてあります。
三十数年前に書いた文章ですが、
今も全く変わりません。
今年度も新入会児9名と一緒に歩きはじめました。

今年はツツジももう満開です。
歩きながら「この花なーんだ」
子どもたちは口々に
「チューリップ」「あたり〜」。
子どもたちがわかるのはチューリップと桜ぐらい。
覚えられても覚えられなくても
「これはフジ。むらさき色のうすいのを藤色っていうでしょ」
「このいいにおいはジャスミン」
「この白い花はスノーボール」
「こっちの白いのはにおいがするから柴桜の白だよ」
と話しかけながら歩いています。

僕はあそびの会の他に
NPO法人生涯スポーツ支援ネットワーク世田谷
(通称NPO法人・サーンズ)も手伝っています。
知的障害者とスポーツを楽しむ会です。
スキー・キャンプ・サイクリング・ボーリングや
月一回の歩行会を開催しています。
もう十年以上、毎月の歩行会に参加しています。
4月24日(日)には舎人ライナーに乗って
見沼代親水公園と舎人公園を散策してきました。
小雨がふっていましたが、花ミズキがとてもきれいでした。
普通の歩行会と違い毎回約4kmと短いのですが、
おしゃべりをしながら、ゆっくりと歩く楽しい会です。
5月は15日に荒川小菅緑地公園と小菅スポーツ公園を歩きます。

車や自転車ではなく、いっしょに歩くことは、
体験や感覚・感動を共有することができます。
子育てで大切なことは、親子で同じ体験をしたり
感覚を共有できることだと思っています。
休みの日には、親子でいろいろな場所を散策してみてください。
東京都内にもいっぱいいいところがありますよ。

(石川)
プロフィール

あそびの会父母会

Author:あそびの会父母会
おたまじゃくしやザリガニを
とったことがありますか?
シロツメ草で
かんむりが作れますか?
シイの実を
食べたことがありますか?
あそびの会は、何でも吸収する幼児期に たくさんの体験をさせてくれる 幼稚園より自由な保育グループです。

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お電話受付時間:
8時半~9時半、2時~4時 TEL:03-3411-3605 FAX:03-3421-4482 世田谷区三宿2-28-19
(三軒茶屋 / 烏山川緑道沿い)

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